Features and specifications

温度計測と見える化

測定デバイス

様々な用途と規模に柔軟に対応できるように多くのセンサーデバイスに対応しています。詳細

計測・記録

計測間隔は1分・3分・5分
記録は年単位で保管でき、過去データもCSV形式でいつでも取り出し可能

監視

しきい値設定は下限エラー・下限警告・上限警告・上限エラーの4段階
警報はメール・パトランプなどが行えます。詳細

現在値表示

計測された温度はリアルタイム表示
フロアやラック架列に従って配置されます
数値と共に色で温度を表現するため、直観的に判断できます

マップ表示

フロアレイアウト図上に計測温度を重ねて表示します。
温度が色で表現されるほか、発生中の警報も表示されます。

チャート分析

任意の期間をグラフ化
今週と先週など2つの期間を比較したり、他の計測点を同時に表示することで分析をサポートします。
またトレンドチャート画面では現在値をリアルタイムでグラフ表示します。

集計センサー機能

ECOMOには各種の集計センサー機能があります。
集計センサーは複数センサーを1つにまとめた仮想センサーで、次の種類があります。

仮想センサー

特定センサー同士の演算を行う特殊なセンサーです。
特に温度や湿度では最小・最大・平均値が便利です。
例えば、あるエリアの最高温度をしきい値監視するなどに応用できます。

上記のセンサーはそれぞれ計測センサー同様に扱われるため、しきい値監視、レポート生成、計測データエクスポートなどが利用できます。

しきい値監視

しきい値種類

センサーごとに設定できるしきい値は以下のとおりです。

計測要素下限エラー下限警告上限警告上限エラー
温度・湿度
照度・CO2
接点入力

回復オフセット

過度に繰り返される警報の発生・回復を防止するため、温度・湿度べつに回復オフセットを指定できます。

詳細はこちら

確定回数

しきい値超過1回で発報することも、連続n回で発報とすることもできます。
これら確定回数は上限エラー、上限警告、下限エラー、下限警告、回復で別々に設定できます。

例: 上限エラーは1回で発報、上限警告は連続3回で発報。
例: 1回で発報。回復には連続3回継続が必要。

通報

アラートは画面表示のほかに、メール・パトランプ・syslog・SNMP trapで通報されます。

詳細はこちら

レポート

計測値の明細データから集計値・アラート履歴まで、様々な視点のレポートを生成できます。

詳細はこちら

電流計測と見える化

測定デバイス

様々な用途と規模に柔軟に対応できるように多くの計測デバイスに対応しています。詳細

計測・記録

計測間隔は1分・3分・5分
記録は年単位で保管でき、過去データもCSV形式でいつでも取り出し可能

監視

しきい値設定は下限エラー・下限警告・上限警告・上限エラーの4段階
警報はメール・パトランプなどが行えます。詳細

現在値表示

計測された電流はリアルタイム表示
フロアやラック架列に従って配置されます
数値と共に色で電流強度を表現するため、直観的に判断できます

サマリーレポート

現在値と過去トレンドチャートをコンパクトにまとめたレポート
回路ごと、ラックごと、冗長回路ごとに作成できます。

トレンドチャート

現在値をリアルタイムでグラフ表示します。
複数の電流値を容易に比較可能です。
分析チャートでは、今週と先週など2つの期間を比較表示することで分析をサポートします。

簡易計測機能

電力を計測するには、計測機材を取り付ける際に電圧も正しく計測する必要があります。
しかしながら空ブレーカーが無かったり電源団断できない場合などもあります。

簡易計測機能は、計測電圧を入力できない場合に、電圧値と力率値を手動入力し、簡易的に電力計測を行う機能です。
電圧と力率を固定値として設定し、電流だけを測定して電力、電力量を算出します。
電圧計測のためのVTへの配線を省略し、分割型CTをはめ込むだけなので簡易計測と称しています。
電圧や力率の変動が小さく、おおよその電力が分かれば十分であることが前提となります。

簡易計測の種類

デバイス簡易計測機能

計測機材が持つ簡易計測機能です。
電圧と力率は計測器側で設定します。

対応デバイスはこちら

ECOMO簡易計測機能

計測機材で電流のみ計測し、ECOMO側で電力、電力量を計算します。
電圧と力率はECOMO側の回路別設定で指定します。
電流のみ計測可能な機器でも電力、電力量が計測できる便利な機能です。
また、三相3線・三相4線分電盤の単相2線分岐回路を計測する際、ECOMO簡易計測機能を併用すると計測機器を削減できコスト低減が実現できます。

集計回路機能

ECOMOには各種の集計回路機能があります。
集計回路は複数回路を1つにまとめた仮想回路で、次の種類があります。

冗長回路

正系・副系あるいはA系・B系としてペアとなっている回路です。
物理的には2回路ですが万が一の場合には片系のみで給電となるため、容量管理としては1回路分で行う必要があります。
そこでこれらペアの合計となる冗長回路でしきい値監視を行うことで適切な容量管理となります。

ラック回路

100V系・200V系・単相/三相・直流など多種の電圧・相線式が混在する環境下では、ラックごとの容量管理を電流値で行うことは困難です。
そこでラック回路はラック内の全回路の電力を合算し、積算電力量も計算しています。
ラック回路で比較・レポートすることで大規模ラック構成での管理を容易にします。

仮想回路

特定回路同士の加減算を行う特殊な回路です。
付帯設備や分電盤主幹などに応用できます。

上記の回路はそれぞれ計測回路同様に扱われるため、しきい値監視、レポート生成、計測データエクスポートなどが利用できます。

しきい値監視

しきい値種類

回路ごとに設定できるしきい値は以下のとおりです。

計測要素下限エラー下限警告上限警告上限エラー
電流
電圧
電力

回復オフセット

過度に繰り返される警報の発生・回復を防止するため、電流・電圧・電力べつに回復オフセットを指定できます。

詳細はこちら

確定回数

しきい値超過1回で発報することも、連続n回で発報とすることもできます。
これら確定回数は上限エラー、上限警告、下限エラー、下限警告、回復で別々に設定できます。

例: 上限エラーは1回で発報、上限警告は連続3回で発報。
例: 1回で発報。回復には連続3回継続が必要。

通報

アラートは画面表示のほかに、メール・パトランプ・syslog・SNMP trapで通報されます。

詳細はこちら

レポート

計測値の明細データから集計値・アラート履歴まで、様々な視点のレポートを生成できます。

詳細はこちら

ラックドア制御

セキュリティー強化の一環でラックの施錠管理にも注目が集まっています。

ESM-ECOMOはラックドアの電気錠制御と監視・ドア開閉記録などをサポートしています。

対応電気錠

DoorView

ラック開閉操作用専用画面です。
ラック別の施錠状態を表示し、選択したラックの解錠・施錠を遠隔操作できます。
ドア開閉状態もこの画面で分かるほか、全ての操作・変化は記録され、証跡管理に役立ちます。

サーモマップ

サーモマップにドア状態も表示されます。
ラックに相当するマップエリアに前後ドアを直線で表現。
・線色はドア状態を表す
・ドア開は斜線で表現
・マップ上で、選択したラックの解錠・施錠を遠隔操作できます。

監視

ドア状態に応じた監視をおこなうことができます。

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通報

アラートは画面表示のほかに、メール・パトランプ・syslog・SNMP trapで通報されます。

詳細はこちら

レポート

開閉記録からアラート履歴まで、様々な視点のレポートを生成できます。

詳細はこちら

設備監視と制御

接点信号インタフェースを取り込むことで、設備系の監視・制御が行えます。

事例:空調機との接続

室温が指定値を超えた場合に、予備の空調機を起動する連携制御を行っています。

事例:中央監視への連携

ESM-ECOMOが監視している電流や温度がしきい値を超えた場合に、通報手段として接点で中央監視盤へ連動させています。

事例:自家用発電機との接続

自家用発電機やコージェネレーションシステムの信号を取り込み、稼働状態の監視や、残燃料不足をECOMOから通報しています。

レポート

レポート

計測データのCSVエクスポート
定型レポート
専用帳票
日別最高・平均温度 など
様々な形式・書式でレポート作成できます。(一覧
また作成スケジュールの登録による自動生成と自動配信もサポートされています。

データ連携

ESM-ECOMOで生成したレポートやデーターを既存のシステムと連動することができます。

事例:大手iDCさま

顧客向け各種レポートをECOMOで生成し、iDC利用者向けポータルサイトで開示しています。
お客様はiDCの手を煩わせることなく、いつでもデーター・レポートを取得できます。

事例:大手ゼネコンさま

来訪者向けの見せる化システムにECOMOで計測・集計した電力量データーを渡し、日々の節電や再エネ利用推進状況をPRしています。

動作環境

ESM-ECOMOサーバーはLinux上で動作しますが、日常の操作はwebブラウザから行えますので、システム管理者がいない環境でも安心して導入いただけます。

ハードウェア■ IAサーバー
 CPU:Intel xeon 2.5GHz 2Core 以上
 MEM:3GB以上
 HDD:300MB以上(OSなど除く)
 その他:EtherNet IFなど
ソフトウェア■ オペレーティングシステム
 RHEL 7 もしくは CentOS 7 ※V7.2以降
 RHEL 8 もしくは CentOS8 ※V8.2以降
■ WEBサーバー
 Apache 2.4
■ Java環境
 OpenJDK 1.8 または OpenJDK 11
 (ORACLE Java 利用はご相談ください)
■ Servletコンテナ
 Tomcat 8.5 ※ECOMO ソフトウェアパッケージに同梱
操作用PC■ ブラウザ
 Google chrome ※推奨
 Microsoft Edge
 FireFox
 IE(Internet Explorer) 11以降
■ その他
 Microsoft Excel ※レポート閲覧用

サーバーの構築や利用形態に各種プランをご用意しています。
詳しくは こちら