V1.8.5リリース

2019年4月1日 ESM-ECOMO Ver1.8.5がリリースされました。

新しい機能

ユーザグループ機能

  • ログインユーザは必ずユーザ種別別のいづれかのグループに所属します。
  • グループに与えられた設定や権限で、従来よりも詳細にユーザ別の動作を決定できます。
    例: ユーザ管理に特化した管理者ユーザを作成する
       監視しきい値を変更できる一般ユーザを作成する
  • グループごとに以下の設定を変更できます。
    ・表示できる画面の選択
    ・表示または変更できる設定画面の選択。一般ユーザでも一部の変更が可能になります。
     例: CT設定画面の監視しきい値
    ・通報メールの種類
     例: 上限警告の通報メールは不要
    ・通報メールの時間帯
     例: 夜間は通報メールは不要
  • ユーザ別の所属グループ設定はユーザ設定画面で行います。
  • グループの設定はコントロールパネルで行います。

カスタムレポート

  • 冗長回路とラック回路に対応しました。
    メインフィルタの状態に応じて、レポートに冗長回路とラック回路が含まれるようになります。
    注意:従来と同手順で操作した場合でも、レポートに含まれる回路が異なる場合があります。
  • CSVログ用のテンプレートを改版しました。
    ・CSV末尾の集計行の有無をレポート生成時に選択できるようにしました。
    ・CSVヘッダーのグルーピング1/2を選択区分名で表示するように変更しました。

計測データ統計監視

計測データの統計値を利用して健全性監視を行う機能が追加されました。
計測値が長期間変動しない場合、CT/センサ異常として通報します。

mail送信

  • ユーザグループ機能に対応しました。
    メール通報抑止時間や抑止明けのまとめ通報に対応しました。
  • SMTP over SSL接続が行えるようになりました。
    また、SMTP STARTTLS拡張に対応しました。

変更された機能

ユーザ権限

  • 区分ユーザの区分フィルタを複数の値が指定できるように変更しました。
  • 管理者ユーザを複数登録できるように変更されました。(最大3名)
    ユーザ設定画面にて選択した一般ユーザを管理者に昇格させることができます。

設定画面

  • CT設定/センサ設定/ラック回路設定/冗長回路設定画面
    ・マルチカラムソート対応となりました。
     ドラッグ&ドロップでソートキーを入れ替えることができます。
    ・メイン画面のフィルタに連動できるようになりました。
    ・各設定画面において選択行をハイライト表示するようにしました。
  • 設定変更画面に排他制御を導入しました。
    別のユーザが編集中の場合には、保存することは出来ません。
  • 設定変更画面にタイムアウトを導入しました。
    画面を開いてから、またはリロード後、一定時間が経過すると、保存できなくなります。
    タイムアウト値は、管理者30分、一般ユーザ10分 の固定値で、変更することはできません。